ISO9001は1999年に群馬藤岡工場で認証取得し、2003年に全社取得しました。
ISO9001とは、 “商品やサービス”の品質向上を目的とした品質マネジメントシステム規格です。品質マネジメントシステムは“商品やサービスをお客様に提供するまでのプロセスを管理する仕組み”のことです。ISO9001は「顧客満足の達成」を目標としており、継続的に製造及びサービス提供プロセスを改善する仕組みを運用することで、よりよい商品やサービスをお客様に提供し続けることを可能としています。

ISO14001は2006年に全社取得しました。
ISO14001とは、環境マネジメントシステムの国際認証規格です。企業活動における環境リスクを分析し、そのリスクを低減するための仕組みを構築するガイドラインのような存在となります。環境にとって良い要因は伸ばし、悪い要因は低減・改善していく仕組みを作り、運用することで継続的な環境への取り組みを行っています。

FSSC22000は2014年に群馬藤岡工場で、翌2015年に埼玉三芳工場で認証取得しました。
FSSC22000はFood Safety System Certification 22000の略で、FSSC22000財団（Foundation FSSC22000）によって開発された食品安全のためのシステム規格です。食品安全の認証スキームの一つとして承認された規格で、食品安全をフードサプライチェーン全体で実現するという考えから、近年では食品製造業に留まらず食品包材製造業としての必要性として取得しました。FSSC22000とISO22000と混同しやすいですが、FSSC22000はISO22000に追加要求事項や技術的な要求事項を加えたものです。従ってISO22000よりも厳しい規格となっています。

ISO13485は2009年に開発研究所、営業部門、品質保証部門及びグループ企業であるメディックス昭和で認証取得しました。
ISO13485は、医療機器産業に特化した品質マネジメントシステムに関する国際規格です。各国の医療機器の製造業者を規制する法律に組み込まれることが目的とされ、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリアなど、ほとんどの国で、このISO13485の要求に基づいて医療機器を規制する法律が作られています。製造した医療機器を世界に輸出、販売するために、国内のＧＭＰに留まらないグローバルな規格に適合する必要性として取得しました。