先輩 インタビュー

新井 光志郎のインタビュー

新井 光志郎 (営業職)

2012年入社

「君が今まで担当してくれた営業の中で1番だよ」 と言っていただいた。

入社のきっかけは?

元々理系のため就職活動時代は当初大手メーカーを考えていましたが、就職活動や先輩からの情報を伺うにつれて、大手ほど縦割り・決められた範囲の業務が多いことがわかってきました。自身の適性を改めて考えた時に色々な経験と幅広い裁量で仕事をできる環境が良いと考え直し就職活動をリスタートした結果、細川洋行と出会いました。細川洋行は世間で言う大手有名企業では無いけれど、扱っている製品は世の中に広く知られている会社であること、やりたい事をきちんと主張でき、新人でもやる気のある人間に機会と裁量を与えてくれる風土があったため入社を決めました。

どんなお仕事?会社における役割は?

医療用医薬品の包装資材を企画・販売する営業の仕事をしています。製薬メーカーのお客様を中心に錠剤の包装フィルム(プチッと押し出すもの)や液剤用フィルム(インスタントコーヒーのスティックみたいなもの)、点滴薬の入っている袋、薬を製造する際に使用する包装容器など多岐に渡る製品を販売しています。包装資材が無いと薬を世の中に流通させることができませんので、世の中の人の健康を目に見えないところで支えている仕事ですね。 営業のミッションは自社の売上・利益を伸ばすと同時にお客様の価値向上を目指すことです。単純なルート営業だけではなく、新規顧客の開拓や製品の開発ニーズの聞き取り、お客様へ新しい製品や取組のプレゼンテーションも行います。昨今では環境意識の高まりからより環境に優しい包装材の企画や提案の機会も多くなってきました。 お客様との関係構築やニーズを聞く力、顧客の潜在ニーズを引き出すための観察力、製品の提案力、話題を広げる知識量、特に自社製品の知識だけではなくお客様の製品に関する知識、世の中の情勢、経済、世間の流行なども多岐に渡る力が試されるのでやりがいのある仕事だと思います。

仕事のやりがいを感じるのはどんなとき?

自分たちの作った製品が沢山の店頭に並んでいるのを目にすることができるというのは良いところだと思います。日本のメーカーで働くと、出来上がった製品が多くの人の目に触れるようなものでは無いことも沢山ありますが、当社では実際に店頭に並ぶものを多く作っています。家族や友人にも「これうちの会社で作ってるんだよ」と差し入れできるのはやりがいになりますね。

これまでお仕事する中で印象に残っているエピソードを教えてください。

一つは、とあるお客様から「君が今まで担当してくれた営業の中で1番だよ」と言っていただいた事はとても印象に残っています。営業を初めて2~3年の頃で、自分なりにどうしたら良い営業ができるだろうと考えながら、お客様の立場でどうしたらより良い商品が作れ、より効率よくものづくりができるか考え、お客様からの宿題に1ヶ月かけて100点満点の回答を出すのではなく、60点の回答でも良いので1日でも早く答えを伝えるという事が間違っていなかったな。と報われた気がしました。 二つめは、当社の主力「チアーパック®」を使った製品の企画をお客様の様々な部署に何年にも渡って売り込みを行い、ようやく商品化が決まって2022年に発売にこぎつけたことです。会う人会う人に企画を話し、地道に少しずつ製品のことを覚えてもらったことも採用に結びついたと思うと、SNSやリモートワーク全盛の時代でも、やはりお客様と会って気持ちを伝えること、相手の思いを汲み取ることの大切さを感じました。

どんな人と一緒に働きたい?

真面目で素直であることも大事ですが、その上で、様々なことに興味がある、少々の事ではへこたれない、やる気のある方と一緒に働きたいですね。 これからは多様性が重要視される時代です。弊社も比較的歴史のある会社ですので、良い意味での伝統もありますが、もっと発展していくには既成概念を壊して新しい価値を作り出せる人が求められていると思います。そのためには多種多様なことに興味を持って、常に学ぶ姿勢が大事だと思います。(勉強的な意味だけではなく、色んなところに遊びにいったり、話題になっていることを実際に体験してみたりも含めた「学び」です) 既成概念を打ち破るには必ず「今まで上手く行っているから変えたくない」という抵抗にも遭いますが、そのような抵抗に負けないようなガッツのある方が良いと思います。

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